薬膳琉花

薬膳琉花の講座案内

沖縄県内で初めて薬膳教室を開校し、資格取得を可能とした先駆けの教室となります。
また、琉球料理の継承・普及にも力を入れております。琉球王朝時代に書された食医学書となる「御膳本草」を取り入れた「琉球薬膳」の研究にも取り組んでいます。

日本中医食養学会

当学会は、北京中医薬大学日本校(現:日本中医学院)の卒業生が中心となり、1994年に中医薬膳学の普及と研究のために発足した学会です。日本での薬膳の研究組織としては、最も長い歴史を誇っております。 2019年より日本中医食養学会は沖縄支部を設立し、卒業後は、知識の向上をはじめとした講習会、勉強会を始め、中医薬膳の普及活動へのフォローを致します。

薬膳には中医基礎理論の知識が求められるため、効能ある薬膳をつくるためには、一定の期間をかけて、しっかりした中医基礎理論の学習が必要となります。

資格取得への道のり

薬膳には中医基礎理論の知識が求められるため、効能ある薬膳をつくるためには、一定の期間をかけて、しっかりした中医基礎理論の学習が必要となります。
現在、国内で薬膳師としての最高資格は、中国より正式認定され日本中医学院が認定試験を実施している『国際中医薬膳師』となります。
以前は、『国際中医薬膳師』の認定試験を受験できるのは、日本中医学院生に限られておりましたが、2008年から本学会の初級講座受講生にも受験の道がひらかれました。
その前過程として、勉学したスキルを証明するものとして、本学会が認定する『薬膳アドバイザー』『中医薬膳指導員』『中医薬膳調理師』という資格があります。
『薬膳アドバイザー』は、40時間の履修の後、申請すれば無試験で認定証を取得できる資格です。すでに飲食店などを経営していて、すぐに証明書を必要とするという方に向いています。
『中医薬膳指導員』『中医薬膳調理師』は、60時間の履修後、認定試験を受け、合格点に達した方に授与される資格です。この資格の取得後、さらに60時間の履修を行うことで、最高レベルである『国際中医薬膳師』『国際薬膳調理師』を受験することが可能となります。
まずは本学会の第1、3木曜日に開催される『薬膳初級講座』で、半年間学習し、薬膳を日常にとりいられるようになった後、それぞれに合ったペースで一段階づつスキルをあげていかれるのも初級講座の利点といえるでしょう。
まずはここからスタートし、最高レベルを目指して学習してください。




薬膳琉花で学ぶ魅力

  • 中医学の基礎理論を時間をかけてしっかりと学べるのと同時に、琉球の食医学書や食文化なども伝えています。現代栄養学についても触れていきますので、様々な角度からの視点で理解を深められることができます。

  • 薬膳初級講座から、国際中医薬膳師まで段階を経て学んでいくことができます。資格取得を目指す場合は、長い道のりになりますが、質問しやすい環境を心がけていますので、安心して学んで頂けます。

  • 御膳本草について熱く、そして深く語れるのが薬膳琉花の最大の魅力です。先人達から受け継いだ心根とともに、御膳本草を活用した「琉球に伝わる食の知恵」を伝えていきます。

  • 琉球料理講座では、琉球食文化だけではなく、琉球の歴史にも触れていきます。改めて郷土料理の良さを知りたい方、他県から移住されて来た方にも琉球をより深く楽しみながら学んで頂けるコースも設けています。

  • 卒業後でも交流が持てるよう、研究会を開催しています。 症状に合わせた琉球薬膳を作り、体質改善に取り組んでもらいます。どんな結果が出たかなどを発表する機会を年に1度設けています。

  • 中医学は古い学問ですので、難しい場面も多々出てくると思いますが、沖縄の穏やかな風土を肌で感じながら、リラックスした雰囲気の中で落ちついて学べるところも薬膳琉花の魅力のひとつです。